広島市立大学 芸術学部 現代表現領域 Division of Contemporary Art and Theory, Faculty of Art, Hiroshima City University | English | | Top |

    
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専攻概要 / Concept




専攻概要

広島市立大学芸術学部現代表現領域は、1.現代美術の作品制作、2.作品発表のためのキュレーション(企画展示)とマネージメント(管理運営)を学ぶコースです。

世界の美術作品の大多数は、現代美術の領域で作られています。世界各国の美術大学の多くで教えられているのも、現代美術の作品制作です。将来、日本でも中心的な領域になるであろう現代美術を、専門的かつ体系的に学ぶことができるのが、この現代表現領域です。

現代美術を学ぶことができる大学は日本にいくつかありますが、広島市立大学は、現代美術の作品制作に加えて、それを発表するために必要な企画と運営のスキルも学ぶことができる点に特徴があります。

現代美術をどの土地で学ぶかということは、とても大切です。と言うのも、現代美術の領域では、社会や政治、歴史の問題に積極的に取り組む作家が増えているからです。広島は、史上初の被爆を経験した都市であり、それゆえ、世界で最も知られた都市の一つとなっています。日本さらには世界における社会や政治、歴史の問題について深く思索し、それを世界に向けて発信するための最適の環境が、広島にはあります。

今日のアーティストは、美術館やギャラリーだけでなく、様々な展示スペースで作品を発表する機会があります。自分たちで場所を探し出し、行政機関等と交渉して展覧会を実現させるというプロジェクト活動も盛んに行われています。私たちも、平成19年から広島アートプロジェクトを共催し、今年は、広島市内三ヶ所の会場で合計70組以上の参加作家を招待した展覧会「旧中工場アートプロジェクト」(広島アートプロジェクト2007)を行いました。来年は、ベルリン市で日本とドイツの若手作家による展覧会「キャンプベルリン?広島」(広島アートプロジェクト2008)を開催する予定です。

グローバル化が進む今日、海外の展覧会やアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)に参加する機会が増えています。自分の作品やプロジェクトを的確な英語で説明し、ポートフォリオ(作品集)やプロポーザル(計画書)の作成から、関係各局との交渉、財政報告に至るまで、全ての作業を英語で遂行する能力が今日のアーティストには求められています。

現代表現領域では、国際スタンダードの作品制作や企画運営を、海外で活動してきた多様な教員陣が教えます。海外での活動に必要なノウハウを教授するだけでなく、世界に届く強度をもった作品制作について、経験に根ざした的確な指導を行います。現に、日本国内だけでなく、イギリスやドイツなど海外でも作品を発表する卒業生が年々増えています。現代表現領域は、日本と世界の諸問題に真剣に取り組み、国際舞台で活躍するアーティストの輩出を目指しています。


特徴


1.実技(作品制作)と理論(企画展示、管理運営)の双方が学べます。

現代美術の一線で活躍している作家の教員からは作品制作を、美術館の勤務経験がある教員からは展覧会の企画運営を学べます。


2.複数の教員による領域横断的な教育体制です。

現代美術、デザイン(都市計画を含む)、企画運営、批評・美術史など、様々な視点から美術を捉えることによって、多彩な実践方法と複眼的な思考が身につきます。


3.海外留学・海外在住の在校生・卒業生が多数います。

学生の約半数がドイツやイギリスなど海外留学を経験しています。その後も海外で生活し制作活動を行っている卒業生が多数います。


4.展示スペース「CA+Tラボラトリー」を完備しています。

広大なホワイトキューブの展示スペース「CA+Tラボラトリー」が研究室に隣接しており、定期的に展覧会を行っています。希望者は、作家としてもキュレーターとしても展覧会を開くことが可能です。


5.現代美術に関する豊富な図録を所蔵しています。

国内外の重要作家の展覧会図録やモノグラフを約2000冊収蔵しています。1990年代以降に登場し、現在活躍している作家について知るための、全国有数の研究環境が整っています。




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